とお考えのデザイナーのあなたに。
サラリーマンデザイナーとして働きながら、個人事業主としてデザイン・ブログなどを書いている複業家ヤマダカイト(@slash_kaito)が、副業についてのアレコレをご紹介。
大きくわけると
①副業の始め方
②副業のお悩み・考え方
③副業 便利ツール
の3つです。
それでは見ていきましょう!
副業のかんたんな始め方
色々考えたりするまえに、まずはやってみましょう!準備なんてあと!
デザイナーが副業をする方法は簡単です。
個人的な感覚としては、下にいくほどギャラは上がっていくイメージ。絶対にそう、とは言い切れないけど。
①web上にある副業サービスを使う
世は大副業時代・・・!
様々な副業サービスが群雄割拠しております。
ライフスタイルや報酬、目的に応じた副業サービスを「現役デザイナーが使っている副業・複業におすすめのサービス」でご紹介しています。
②困っている人を見つけて助ける
まず困っていそうな人を見つけます。こんなものを作りたい、あの商品を売りたい、今度の演奏会のフライヤーが必要、とか。
自分の持つスキルで解決できそうであれば手伝えることはないか、と聞いてみます。はじめはそういったお手伝い感覚でスタートするのがミソ。
誰かの役にたった、という成功体験があなたのmotivationをboostしてくれます。
③困っている人を、たくさん知っている人を助ける
「困っている人を、たくさん知っていそうな人」を見つけたら、自分の持つスキルをアピールします。
企業コンサルタントとか代理店の営業マンとかが知り合いにいて、その人に信頼されれば大きな仕事になるチャンスもあるかもしれませんね。
さらに詳しくは「副業元年!デザイナーのための一番カンタンな副業の始め方」で解説していますので、あわせてご覧ください。
④ブログをはじめる
いきなり副業サービスを使うのは自信ない。
困っている人もまわりにいないし、そもそも実績もないし・・・
そんな人はブログがおすすめ。その理由は3つ。
低コストで始められる
かかる費用はサーバとドメインのみ。合計1万ちょいです。
自己アフィリエイト(A8.netでいうセルフバック)で、クレジットカードを1枚作ればすぐ回収できます。だいたい、三井住友さんや楽天さんあたりが「新規カード作れば報酬15000円!」みたいなキャンペーンをやっているので。
様々なスキルが伸ばせる
自分のメディアを持つということは、プチ経営者の感覚に近いです。商品の仕入れ(=記事を書く)、商品を売る、KPIや方向性をチェックする、などなど。。。
ぐるぐるPDCAをまわしていくので仮説検証スピードが上がるし、記事を書いていく中でライティングスキルがつくのはもちろん、新しい知識がバンバン入ってきます。インプットとアウトプットを同時に行っていくので、だんだんと自分の感覚が研ぎ澄まされていくのがわかるはず。会社の仕事にもメチャクチャ役立ちます。
行動経済学とかブログやってなかったら絶対知らなかっただろうなー。
アフィリエイトやライティングの依頼でマネタイズできる
息を吸って吐くようにブログを書ければ、絶対に稼げます。(←一番ムズい)
本当こればっかりは継続のみ。多分誰に聞いても同じこと言うと思います。
「サラリーマンデザイナーが100記事書いて思った、ブログを始めるべき理由」で詳しくご紹介しています。
副業する上でのお悩み・考え方
今後僕たちはどう働いていくべきか?
ずっと会社員として生きていくのか、副業・複業をしてリスクに備えるのか、はたまたフリーランスになるのか。自由度が上がったからこそ、最も自分にあった働き方を見つけなければなりません。
そのためのヒントになる記事がこちら。
あなたの会社は副業OK?会社にバレない副業のやり方
僕は会社に副業していることを伝えているので問題ないですが、未だに副業禁止の会社もあります。また副業するにしても、様々な条件や申請が必要なことも。
一番いいのは副業することを正直に伝えて、余計なストレスを溜めないことなんですが・・・。
「副業してるから本業に身が入ってないんじゃないか?」とか思われたくないから、本業も頑張れるし。とはいえ絶対禁止の場合もありますよね。そんな時に、どうやったらバレずに副業できるか考えます。
※後日 記事更新予定
時間がないよ!という副業者のための、スケジュールハック
サラリーマンをしながら副業をしていると、圧倒的に時間が足りなくなります。そういった時に役立つ、ライフハックのご紹介です。
タスク管理を徹底的にして、空き時間を作る方法はこちら。
ガントチャートを使ってタスク管理する方法はこちら。
とにかく残業をなくす方法はこちら。
副業のメリット・デメリットって?
副業にもデメリットがあります。もちろん類稀な才能があれば話は別ですが、稼げるようになるまでには時間がかかります。また時間の余裕・心の余裕もなくなります。
ですが、それ以上に得られるものがあります。それはお金だったり経験だったりスキルだったり習慣だったり。お金に関しては、会社の給料が上がるよりも可処分所得(=使えるお金)は確実に増えます。経費も使えるし。
詳しくはこちら。
なぜ副業するのか?目的を定め、モチベーションを上げよう
お金のため、お小遣いのため、というだけでは副業を続けることは難しいと思います。
なぜかというと、あまりにも多くのものが犠牲になるから。
睡眠時間、友達と飲みにいく時間、彼女とのデートの時間、家族との時間、ギターを弾く、映画・TV・アニメを見る、ゲームをする、読書をするなどの趣味の時間・・・。
時間だけでなく、集中力・体力・精神力、色々なものを犠牲にします。その対価として、金銭やスキルを得られる、と言った感じでしょうか。
高いモチベーションを維持するためには、「なぜもっと稼ぎたいのか?なぜこの仕事をするのか?今後どうなりたいのか?」といった「人生の目的」を明確にすることが非常に重要になります。
詳しくはこちら。
制作費?ディレクション費?副業の見積もりの出し方
サラリーマンとして働いているデザイナーの方は、自分で見積もりを作る機会はあまり多くないと思います。
例えば、名刺一枚のデザインなら幾らくらい?先方からのラフありなら値段変える?レンポジの値段は?印刷代行の手数料は?ディレクション費は?
など、見積もりや請求書を作る時のお悩みに。
※後日 記事更新予定
デザイナーの副業 便利ツール
これがあると便利!というツールをご紹介します。
副業用の名刺
個人の名刺は必ず用意しておきましょう。その理由は2つ。
ひとつは「デザイナーにとって名刺は、最初に目に触れるクリエイティブツールだから」
名刺は小さいながらも、組版などデザイン基礎スキルがたくさん必要な制作物。名刺を見ればその人のデザインスキルがだいたいわかる、とまで言われています。
もうひとつは「会社に連絡があったら面倒だから」
副業OKの会社だとしても、説明するの面倒ですよね(笑)
名刺の作り方はこちら。ジャンプ率や文字詰めなど、デザイナーもおさらいしておきたい基本スキルについても書いています。
ブログ、またはnote
普段どんなことを考えながら仕事に取り組んでるのか、どんなインプットをしているのか、などが知ってもらえるツールがあるといいですね。
Twitterやフェイスブックでもいいんですが、この2つはタイムラインの流れが早いので各個人の考えを知るには不向き。ですので、個人的にはブログ・noteをおすすめしています。
さらにくわしくはこちら。ブログをカンタンに作る方法も書いています。
ポートフォリオ(サイト)
ポートフォリオサイトなどがあると営業活動がしやすいでしょう。実績のある無しで、信頼感が段違いに変わります。
簡単に作るならサルワカでもおなじみのcatnoseさんがつくったresumeがおすすめ。
そのほかPinterestやインスタ、Dribbble、Behanceなども。
でもクライアントワークは表に出せないし、そんなに作品ないし…!という方はこちら。
ポートフォリオに入れる作品の作り方を、3種類ほどご紹介しています。
MacBook Pro
外で作業したり、打ち合わせに持って行ったり…。携帯性を考えるならMacBookPro一択です。高いですが。
先行投資と思い、ローンで買っちゃいましょう。そうすれば投資分を回収するために、なお一層頑張れるはず。僕は30万円以内に抑えたいけど高スペックなものが欲しかったので、2016モデルを整備済み製品で購入しました。
くわしくはこちら。
iPad miniもしくはiPad Pro
最近ではiPad用のデザイン系アプリも増え、ちょっとしたデザイン制作ならできてしまいます。
外出時用やサブ機として選択肢に入れてもいいかもしれません。
何よりも、手書きデバイスとしてApple Pencilは優秀。
iPadアプリ版のPhotoshopは、本家よりもできることが限られますが、Apple Pencilに特化したUIはかなり使いやすいです。
事業用クレジットカード
amazonで本買ったり、打ち合わせでご飯食べたり、印刷代を払ったり。
日々の暮らしのクレジットカードとは別にしておいたほうが、経費の精算処理や確定申告の際に便利です。
※後日 記事更新予定
経理ソフト
確定申告に必要ですが、そもそも仕組みが難しすぎるし、何をすればいいのかわからない・・・。そういった時は確定申告ソフトが便利です。
僕が使っているのはクラウド会計ソフトfreee。
クレジットカードや銀行口座の入出金だけでなく、撮影した領収書から費目なども自動で取り込んでくれます。
開業届の基礎知識や青色申告の基礎知識などのコラムも非常に役立ちます。
詳しくは別項で。
※後日 記事更新予定
快適な仕事環境
いや、家庭持ちにとってはこれマジで必須です。。。
家族の睡眠を邪魔せず、集中できて、適度にひとりぼっちにならない環境。まぁ極論、カフェかコワーキングスペースなんですが(笑)でもそうなると、「家にいない父」みたいな感じになってしまうので、それはよろしくない。難しいですね・・・。
解決策について考えてみます。
※後日 記事更新予定
リンカイ、またはコンカイのまとめ
以上、副業・複業についてのまとめでした。
以前は、こっそり隠れるように話されていた副業について。大企業や一部のスタートアップで副業推進の動きもあり徐々に副業人口は増えてきましたが、まだまだやってない人が大多数。
もっと副業する人が増えて人材流動性が高まれば、日本の「新卒至上主義」「転職回数が多いと不利」などの不条理がなくなるはず。そんな未来のために、もっと副業・複業する人が増えればいいですね。
このブログが副業を始めるきっかけになれば幸いです。ブログとサラリーマンの複業については、こちらの本もオススメ。
僕も最近買って読んでます。副業を始める前より、始めてから読んだほうが実感持ってヒントも多いハズ。
ヤマダカイトでした!それではまた。
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