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プレイングマネジャーのデザイナーが意識すべき心構え

プレイングマネジャーのデザイナーが意識すべき心構え

どうも!ヤマダカイト(@slash_kaito)です。

組織に属するグラフィック・webデザイナーのキャリアアアップは大きく分けて2パターンあると思います。

職人タイプ(生涯現役プレイヤーとしてデザインスキルを伸ばし続ける)

マネジャータイプ(他のデザイナーを監督・育成するタイプ)

この2つの中間として、プレイングマネジャーがあります。

自分がマネジャーに向いているかどうかわからない
自分で手を動かしてデザインもしたい、でも育成にも興味がある。両方なんてできるの?
そもそもマネージメントって何?

そういった疑問や、プレイングマネジャーに必要な心構えについて考えていきます。

マネジメントとは

マネジャーとは

マネジメントとは、かの有名な経営学者ピーター・ドラッカーが作った概念。

「もしドラ」でも有名ですね。

直訳すると「管理」「経営」といった意味です。組織の目標を設定し、目標達成のために会社の資源を有効に活用したり、リスク管理をすること。

もしドラの場合は、甲子園優勝が目的。そのために何をしたらいいか、どんな方策をとればいいか、というのをみなみちゃん(主人公)が考え実践していました。

マネジメントに必要な資質は、「真摯さ」だとドラッカーは言います。何が正しいかだけを考え、誰が正しいかは考えないようにする。

これは本当に大事な考えで「アイツは仕事ができないからダメ」「コイツはなんか嫌いだからダメ」というので評価するのは、正しいマネジメントではありません。悲しいことに、世の中にそういう上司はたくさんいますけどね。

正しい道を部下に示し、目標達成のために正しい行動をするよう先導していくのが、マネジメントの本質です。

「できないからダメ」ではなく、「できないならどうするか?」まで考えられるのがマネージャーの資質ということですね。身につまされます。

職人orマネジャー?自分はどのタイプか見さだめよう

さて、まず自分はデザイナーとしてどういったポジションを目指すのか、または向いているかを考えてみましょう。

デザイナーの分類には、ペイジ代表 枌谷氏のブログが非常に参考になりました。

もうなんていうか・・・「わかるわかる!!」という感じです。僕が知る限りのデザイナーでもコレに当てはまらない人はいませんでした(笑)

デザイナーのタイプ別分析

枌谷氏が言うには、ほとんどのデザイナーはこの4つに分類されます。

その4つが理想実現型、成果追求型、共同作業型、実務遂行型です。

理想現実型

理想実現型

自らが考えるデザインの理想を、実直に追求するタイプのデザイナー。いわゆる一般的なデザイナー像のデザイナーですね。美大出身者に多いイメージ。

ビジュアル表現に強く、基本的には優秀ですが言語化は苦手。「いいもの」の定義は曖昧で、多くの場合は「自分がいいと思うか」に帰結します。

自分がいいと思うものを作るためなら時間を惜しみません。ディテールが好きで、普通の人が気づかない細部にも心血を注ぎ込みます。その一方で自我や承認欲求が強く、そちらを優先させがち。

成果追求型

成果追求型

成果を上げなくては意味がないと考えているタイプのデザイナー。僕は完全にこれです。

ビジネスの課題解決や成長に貢献する考えが強いですが、デザインに対してドライな考えを持ちがち。ひと目で心を奪われるようなデザインを作ったり、例えばフォントの細部にこだわりを持ったりするデザインは苦手です。

デザイナー同士よりも経営者やマーケターとの交流を好みます。ストレングスファインダーで言うと最上思考とか達成欲とか戦略性とかかな?

共同作業型

共同作業型

チームで一緒にいいものを作り上げることに、やる気を見出すタイプのデザイナー。

メンバーが喜んでいる、顧客が満足している、といった人間関係を重視します。チームワークを重視する半面、デザインスキルや勉強に対する意識が低く、そのあたりの弱さをコミュニーケーションで改善しようとしがち。

実務遂行型

実務遂行型

与えられた職務を、きちんと丁寧に遂行していきたいと考えるタイプのデザイナー。言うなればソルジャー。

従来のデザイナー像とは離れているので、他のタイプから見るとデザイナーではないと思われがち。創造的な仕事よりも、段階的に改善をしていく作業などで能力を発揮するタイプ。プロ意識は強く、ルール厳守、時間厳守を徹底します。

地味な仕事に不満を言わずコツコツとミスなく時間内に仕上げてくれるので、拡大した組織を維持するフェーズで必要とされます。

もし自分が望まずにマネジャーになってしまったら

ピーター・ドラッカーの話から考えると、目標達成意識の強い「成果追求型」が一番マネジャーに向いていそうです。

では、それ以外のタイプでマネジャーになった場合は、どうしたらいいでしょうか。やりたくもない管理・育成業務。本当はデザイナーとして制作したり手を動かしたいのに…。

そういった方にオススメなのが「プレイングマネジャー」という立ち位置。

プレイングマネジャーとは

プレイングマネジャーは文字通り、プレイヤーとして実務をこなしながら組織マネージメントを行います。

スポーツで言うところの「選手兼監督」みたいなものです。

プレイングマネジャーにはいくつかのメリットがあります。それは「自身もプレイヤーなので、部下の気持ちがわかりやすい」「スキルによって尊敬をさせやすい」など。

逆にデメリットもあります。「自身もプレイヤーなので部下をライバル視して、育てる行為を放棄する」「なんで俺よりもデザインが下手なアイツが上司なんだ、といった不満が起きる」など。

でも、そもそもマネジャーはただ単に役割であって「デザインスキルが高ければマネジャーになれる」わけでも「マネジャーに向いている」わけでもありません。

デザインスキルが高くても人を育てるのに不向きな人もいますし、デザインが下手でも人を育てたりみんなが働きやすいように取り組める、という人もいます。

それはドラッカーの言うように「真摯さ」が必要なんだと思います。人や仕事に真摯に向き合い目標達成まで進むことができる、という資質があるかないか。

または意識できるか。そういったことだと思います。

プレイングマネジャーになるために必要な3つのこと

マネジャーに必要なこと

とはいえ、真摯さが備わっていれば誰でもマネジャーになれるか、といったらそれも難しいです。

細かくいえばもっとあるかもしれませんが、ここではプレイングマネジャーに必要な3つのことを考えていきます。

周りを納得させられる、一定レベルのアウトプット

デザイナーとしてある程度のレベルの制作物や実績がないと、そもそもマネジャーに任命される機会はないでしょう。

まだ自分が周りに認められるレベルではないな、と感じているならば目の前の仕事を120パーセント頑張りましょう。

(自分への訓戒も込めて)

日々の勉強は本当に大事だと思います。勉強するのに便利なサービスはこちら。

最近ではProgateなどもあるので、空いた時間にスキルアップがしやすい環境は揃っています。あとは本人のやる気次第、ということ。

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後輩や部下の指導経験

後輩や部下の指導経験がないと、いきなりのマネジャー抜擢は難しいでしょう。自分だけで完結する仕事と人に教える仕事は、全く別のスキルが必要です。

なんといっても、人は自分の思い通りには動きません。

そして育成には長い月日を必要とします。根気よく根気よく育てて、3年くらいかけてようやく育つか育たないか、というレベル。米作りよりも時間がかかります(笑)

育児と似ているので、子育て経験のある人はちょっと有利かもしれません。

とはいえ、ある意味では子育てよりもハード。なんせ相手はいい大人です。プライドや価値観、考え方などもある程度備わっているからややこしい…。

僕は「壁マネジメント」という手法で部下の育成を実践中です。

壁マネジメントは、部下に「あれをしろ、これをしろ」と一から十まで指示するのではなく、「やってほしくない行動の流れ」に壁を作り、自主的に良い行動の流れを作らせるというもの。

詳しくはこちら。壁マネジメントに必要な考え方が、非常にわかりやすく書かれています。

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同じ著者が書いた最新の壁マネジメントはこちら。

僕も未読ですが、これから読んでみます。

ビジネスに対する目的意識

「上司に命令されたから、みんなやってるから」という理由で働いていませんか。

「リーダーは自分をまずリードできなければならない」とは、よく言われる言葉です。自分自身をモチベートして目的まで引っ張ることができないと、周りをリードすることはできません。

では、どうやって目的意識を持つか。

それは「危機感」だと考えます。

「家族が離れていってしまうかもしれない」

「このままいくと会社がなくなるかもしれない」

「周りの同世代と給料・スキル・地位に差がある」

「欲しい物が手に入らない」

そういった危機感を持つと、人は必死になります。

例えば、一所懸命という言葉がありますよね。あれは昔、自分の土地(一つの場所)を何が何でも守ってやる!!という必死の思いから生まれた言葉です。

何かを失うかもしれない。それは嫌だ!絶対に守りたい!という強い想いは、人のモチベーションを上げてくれます。

絶対に守りたい、と強く思うためには「自分ごと」にしなければなりません。

 

あなたは会社のことを「自分ごと」にできていますか?

会社の将来、売上、組織、人間関係。

「誰かが考えてるだろう。誰かが解決してくれるだろう」と思っていませんか?

自分がやらないと!という「危機感」を持つことで、その問題が「自分ごと」となり、「目的意識」となります。

まとめ

以上、マネジメントについて・マネジャーとプレイングマネジャーの違いなどを見てきました。

僕自身、会社で「マネジメントする人間がいないなら自分でやるわい!プレイングマネジャーなったるわい!」と思って色々調べてたのですが、人を育てたり意識を変えたりするのは本当に難しいと日々実感しています。

楽しくなければ仕事は続かない、でも危機感がないと人は走らない。このバランス感覚を意識しながら、少しづつ前進していかんとなーという感じです。

僕は完全にマネジャータイプを目指してキャリアを積もうと考えていますが、「まだなんとなくしか自分の目指す方向性が見えないなー」という方はストレングスファインダーで自己分析してみましょう。

自分の持つ資質を認識することで、進むべき道がはっきりとしてきます。ストレングスファインダーの記事はこちら。

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