働き方改革が叫ばれ、大手企業も副業が解禁される中、さまざまな人が副業に手を出し始めています。
「副業してみたいけど、何をすればいいのかわからない」
そんなデザイナーのあなたのために、一番簡単に始められる副業の方法をご紹介します。
始めたては、そう大して儲かりません。
僕も副業を始めた頃は月に数千円あるかないかぐらいでしたが、ようやく毎月コンスタントに数万円稼げるようになりました。
コツは「小さく始めて、大きく育てる」です。
それでは始めましょう!
ぶっちゃけた話、ヤマダはどんだけ稼いでんねん?(※2018年7月3日追記)
金額をお伝えしたほうがイメージしやすいかなと思い、断腸の思いで明かします。
ざっくり言うと、会社のお金とは別に毎月10万円オーバー10~20万円くらいのお金をいただいています。
ちなみに売上です。
印刷代行などもしていますので、粗利はもっと少ないですが、お小遣いとしては十分ですね。
MacBook Pro代を家庭内借金でまかなっているので頑張らねばなりません・・・!
内訳としては、
デザイン制作費7:ブログ広告費(Adsenseなど)0.5:アフィリエイト紹介料2.5くらいの比率です。
これを本当は、3:4:3くらいの割合にしたいです。
副業の種類から始めやすそうなものを考える
まずは色々ある副業の中から、自分がどういうことをしたいのか見定めましょう。
こんな感じのことをしたいな〜くらいの、ふんわりした感じでOK。
直接依頼型
副業未経験者に僕が一番オススメしたいのが、こちらです。
直接、誰かに依頼される形式のもの。
趣味でイラストや楽曲制作をしているとかもいいですね。
また、マーケティングなどの専門知識を持っている人は、コンサルティングを依頼されることもあるかもしれません。
要は「困っている人の助けになって、そのお礼として報酬をいただく」というイメージです。
必要なのは顔の広さとコミュニケーション能力、あとは「ちょっとだけ人より秀でたスキル」だけ。
メリットとしては、友人や知り合いなら仕事がしやすいということ。
呼び込み型
今度は逆に、知らない人とコミュケーションを取る方法。
例えばネットショップで物を売ったり、ブログでアフィリエイトをする、などです。
メリットとしては、スキルを切売りするというよりはストック型のビジネスなので勝手に稼働してくれるということ。
サイト仲介型
最近特に多くなりましたが、副業や単発での仕事を紹介してくれるサービスを利用する方法。
以前ご紹介したシューマツワーカーなども、これに含まれます。
メリットは自分で営業活動をしなくていいところ。
デメリットはコンペ形式だった場合、落ちてしまった時、作業が無駄になることです。
企業登録型
企業に雇用される働く方法です。
この場合は副業での収入が年間20万円以下だったとしても、確定申告の必要がありますのでご注意ください。
メリットとしては、自分で工夫したり考えなくても「時間当たりいくら」でお金が手に入ること。
労働力を切り売りするタイプのものが多く、「自分で時間をコントロールできない・時間あたりの単価が安い」というのがデメリットです。
まずは困ってる人を見つける
まずは初めの一歩として、直接依頼型の副業をしてみましょう!
簡単に言ってしまえば、友達に「なんか仕事ちょうだい!」ってお願いするだけなんですけどね。
とはいえ、なかなか人に任せるようなタスクを持っている人はサラリーマンでは少ないと思います。
逆にお店の経営者や個人事業主の友人がいればチャンス。
ウザがられない程度に「仕事ない?もしくは必要な人いない?」と聞いてみましょう。
あんまりしつこく聞くと嫌われてしまうので、そこだけご注意を(笑)
もしその人が、あなたにお願いするような仕事がなくても、その人の周りで困っている人がいるかもしれません。
「そういえばアイツ、●●できるって言ってたな・・・」と思い出してもらえれば、紹介してくれる可能性が高まります。
自分のスキルで、誰かの役に立つことをする
あなたがデザイナーであれば、フライヤーや名刺、ウェブサイトの制作スキルを活かすことができます。
もしマーケターであれば、販促や広告の選定で力になれるでしょう。
あと自分でやってみて思いましたが、ブログを書いている人にとってイラストが書ける人というのは貴重な存在。
ブログしている友人に「要望どおりのイラスト書くよ」と言ったら間違いなく喜ばれます。
現にココナラやランサーズ、クラウドワークスなどでもイラストの依頼は多いです。
上記のようなサービスと違い、友人であれば信頼関係の構築をゼロからしなくていいので、話がスムーズに進むのが良いところ。
見返りは求め過ぎないように
副業を始めたての頃は、あまり報酬を意識しすぎないようにしましょう。
なんなら初めての取引相手なら、報酬ゼロでもいいんじゃないかと。
理由としては3つあります。
副業者としては素人だから
初めての副業であれば、いつもの仕事とは勝手がまるで違います。
なんせ自分で受注し、見積もりから打ち合わせ、実際の作業、納品、請求まで全て一人で行わなければなりません。
普段から会社でもこの辺りの作業をしている人なら問題ありませんが、ほとんどの会社は分業制だと思います。
つまり、作業内容はプロでも副業者としては素人。
副業といえど、プロとしてお金をいただく以上、不手際があるのはあまりよろしくありません。
練習期間ととらえ、自分のやり方をしっかり確立させましょう。
信用を貯めるため
最近キングコングの西野氏やホリエモンがインタビューなどでも語っている、フリーミアムという考え方があります。
フリーミアムとは先にサービスを無料で提供し、さらに高機能な付加価値を加えたものは課金が必要なビジネスモデルです。
代表的な例としてはEvernoteやスマホアプリのゲームなど。
西野氏は自著の絵本を売るためにネット上で無料公開したり、講演会のチケットを格安で提供して、その後マネタイズを大きく成功させています。
彼はこれを「信用貯金、貯金ではなく貯信、お金持ちではなく信用持ち」などと言っていますね。
このことからも、副業で一番良いのは「細くても良いから、とにかく長く取引できる関係を築くこと」だと言えます。
細かい仕事を受けながら、大きな仕事が来るのを待つ。
「〇〇さんに任せておけば大丈夫」
そう思われるようになったら、信用貯金が貯まってる状態。
それまではお金に関しては控えめに。
価格以上の「価値」を感じてもらうため
上の話とも少し似ていますが、仕事をお願いして人が感動するポイントは2種類あります。
「サービスや納品物が、想定した価格よりも安かった」
「支払った価格以上の価値・効果があった」
上は日常的によくありますね。
例えば「スーパーに行ったら、たまたまセールをやっていてお肉が2割引で買えた」といった時。
下は、例えば「食洗機を買ったら家事の時間が減って、そのおかげで家族仲が良くなった」とかですかね。
どちらも「想定した価格」と「実際の価値」にギャップがあります。
だから、てっとり早く信用を貯めるには「感動を生み出す」のがオススメ。
人をマッチングするのが上手な人がいると、さらに広がる
はじめは友人などからの依頼を受けるのが良いと書きましたが、徐々に友人からの紹介も増やしていきましょう。
中には顔の広い人もいますよね。
そういった人と出会うと、自分だけでは知り合えないor一緒に仕事することが無いような人とも縁が生まれる可能性があります。
リンカイ、またはコンカイのまとめ
今回は、デザイナーが一番カンタンに副業を始める方法について解説いたしました。
本当は他にも「事業やお店をやっているところに、必要そうなものを勝手に作って提案する」という方法もありますが、あまりに荒業すぎるのでオススメしません(笑)
また、副業サービスについてはこちらにもまとめています。
リアルの依頼とあわせてやっていくと、安定した収益が出せるようになるかと思います。
ぜひ気軽な気持ちで副業を始めてみてください!
それではまた。
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