どうも!ヤマダカイト(@slash_kaito)です。
ここ最近はめっきり忙しかったので、全くランサーズを利用しておりませんでした。
ブログ書いたり、固定のクライアントさんとの仕事と会社の仕事で手一杯で・・・。
で、先日ちょっとだけ時間あったのでランサーズで本気出して仕事探してみました。
今回はそんなお話です。
改めて、ランサーズとはなんでしたっけ?
ランサーズは日本最大級のクラウドソーシングサイト。
「仕事を依頼する人」と「仕事をする人」をつなぐプラットフォームです。
coconalaと近いですが、あちらはインバウンド。こういうスキルあるからやるよー、と売り出すのに対し、こちらは自分から売り込みにいくというスタイルです。
グラフィックデザイン・webデザイン・イラストやコピーライティング、データ入力にアンケート回答など様々な仕事があります。
仕事のスタイルもコンペ形式とプロジェクト形式があり、プロジェクト形式のほうが高額な案件が多いです。
今回は空いた時間でサクッと終わる仕事が良かったので、コンペ形式から探しました。
狙うは締め切り間際
とりあえず検索でソートし、締め切り間際の仕事を狙います。
そのほうが提案が出揃ってますからね。
ランサーズの良いところは、他の提案者の制作物も見れるところ。(クライアント側で非公開設定にもできます)
他の人よりいいものを出せば、必然的に勝てるのは自明の理(ニヤリ
提案数もそこまで多くなければ、なお良しです。
その時は提案数20から30くらいの名刺の仕事をチョイス。報酬は1万800円。
他の提案もあまりレベルが高くなさそうです。
これだ!と思い、早速夜中のテンション(ブログを書き終えた深夜1時半)で作り始めました。
テンションで作るのは大事です。
ランサーズでコンペを勝ち取るには、真のニーズを読み取る力が大切(後付け力とも言う)
そのクライアントさんは東北地方の個人事業主で、とある習い事を指導してらっしゃいました。
女性経営者の方らしく、デザインイメージは「女性らしく華やかな赤で」というオーダー。
「華やかな感じなら地紋がええじゃろ。フンフフ〜ン♪」
とか考えながら作っていたら、なぜか完成したのは全面金ピカの名刺。。。
まさにポルナ◯フ状態。
「あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!」
じゃないよ。
夜だから….夜だから….!
この時点で深夜2時過ぎ。
早く寝ないと明日も仕事がある。
「うわーめんど!」と思いながらも全選択して、「オブジェクトの再配色」で一括色変え。
(めんど!と思うほど面倒な作業ではない)
….おや?
ちょっと待てよ?
「これ赤だらけの提案の中に、金色混ざってたら目立つな・・・!」
以前書いた、「余力で別案を作って出す」の理論ですね。
結局、赤と金を両方合わせて提案しました。
もちろん、上のようなモックアップで合成してイメージしやすくします。
そしてわかりやすい解説も必須。
「ご指定の色味とは異なりますが、ゴールドも大人の女性らしいイメージだと思いますので
ご提案させていただきます。」
といった感じ。
あとは寝て待ちます。
見事受注しました!
朝起きて、仕事行ってる間にメールが届きました。
ランサーズ、もう戻し来た。早くて助かるー!決まるかも。
— ヤマダ カイト@デザイン/ブログ/副業 (@slash_kaito) 2018年1月26日
そのまま2・3回細かい修正を加えて、納品。問題なく進めました。
ただ、先方が印刷知識がまるでなく、一から全て教えてあげるという一幕もありましたが・・・
何はともあれ、これで1万ゲットー!
わーい!と思ったのも束の間、手数料のことを忘れていました・・・。
ランサーズにはシステム利用料があり、これがランサーズの売上になります。
依頼金額 20万円超部分 10〜20万円部分 10万円以下部分
利用手数料 5% 10% 20%
具体的にはこんな感じの料金体系。
つまり、今回報酬は¥10,800だったので20%の¥2,160を引かれた¥8,640が僕のギャラになります。
うん。まあそんなもんです。
実働は正味3時間くらいだったので、時給¥2,880。
良くはないけど悪くもない。
結局、この¥8,640はスシローの寿司となって家族の胃におさまっていったのでした。
ランサーズのコンペで選ばれるためのコツ(2018年5月19日追記)
僕が考える、ランサーズのコンペで選ばれるコツ(あくまで主観です)は3つ。
1,目立たせる
ランサーズのコンペ形式は、他の提案者の作品も見れるようになっていることが多いです。
(依頼主によっては非表示にしています)
ですので締め切りギリギリまで待つと、ある程度傾向が見えてきます。
サムネイルサイズで並べた時に「これは目立つ!」と思えるデザインをすると、差別化しやすいです。
前述の例で言うなら、メインカラーを赤で指定されている中で金色にする、とか。
2,依頼主の意図を汲む
当たり前ですが、依頼主の意図を汲んでデザインしましょう。
上記の「メインカラーを金に〜」というのも、僕が勝手に「金がオシャレやで〜」と思ってそうしたわけではありません。
「女性らしく華やかで、かつゴージャスな感じがいい」という依頼主のニーズを汲み取った結果です。
依頼主が意識しているニーズはもとより、潜在意識で感じているニーズまで掘り下げられるといいんですが。
直接話を聞けるわけではないので、限界があります。
3,デザインの理由を説明する
意図を汲んだものを、きちんと依頼主に伝え納得してもらいましょう。
よく「はじめまして、○○と申します。○○のデザインをご提案させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」だけしか書いていない人がいます。
もったいない・・・!
これで採用されるのは、問答無用で超絶かっこいいor素敵orかわいいデザインか、大御所がデザインしたものだけです。
もしくは、ランサーズ内で何百回とコンペで勝ち抜いてきた人ならそれでも採用されるかもしれませんね。それだけで信頼になりますから。
もしあなたが上記に当てはまらないのであれば、きちんとデザインの理由を説明しましょう。
「多分ですが、あなたはこういう風に見せたいorなりたいと思っていますよね?だから、あなたのためにこう考えて、こんな風にデザインしました」
というように、「あなただけのためにデザインしました」というのを伝えると、依頼主に納得してもらいやすいです。
ノンデザイナーのデザインに対する意識も年々上がっていますし、何より目が肥えてきています。
ただきれいなだけのデザインは、どこにでもあるし、差別化にはなりません。
「この依頼主のためだけに自分が考えぬいたデザイン」を届けましょう。
本日のまとめ
ランサーズは思い立った時に手軽に仕事できるので、本当にありがたいですね。
仕事をして完了すればすぐに自分のランサーズ口座に支払われる仕組み。
実際の口座への支払いのタイミングは、15日締め当月末or月末締め翌月15日支払いとなります。
だから「今月ちょっと急に入用で・・・」といった時も、わりと早く受け取れるメリットがあります。
デザインだけじゃなく、様々なお仕事があるのでぜひ一度見てみてください。
それではまた。
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