僕は月に一回、定期的に非常に落ち込むことがあります。
普段はすっごいポジティブシンキングで「なんとかなるっしょ!」みたいな性格なので、妻が心配して会社を休ませようとするほど異常な様子なんだそう。そんな時でも、だいたい翌日には復活させます。
そこで今回は、僕が普段やっている『不安な心の払拭方法』をご紹介していただきたいと思います。
そんな方の解決の一助になれば幸いです。
不安に思うことの洗い出し
まずどんなことに不安に感じて落ち込むのかを、洗い出してみます。
ブログのPV・収益が伸びない
ブログをやっている人の中にはPVが伸びない、収益が伸びなくて落ち込む人もいるかもしれません。
ええ、僕です。
「一年もやってるのに○○PVしかない….!」
「毎月○○円しか広告収入がない….!」
その落ち込みをブーストさせてくるのがTwitterの人たちです。
月初になると、「先月の運営報告!PVが○○万PVで、収益が○○万円で目標達成しました!」みたいな報告がTL上でジャンジャン上がってきます。
それを見て僕は、
OTL
こうなります。
ちなみにですが、つい先日もnoteに投稿したけど全然読まれなくてめちゃくちゃ落ち込みました(笑)
もしよければハート押してもらえると喜びます…!
ツイッターの人たちの発信力、制作物が凄すぎる
上のに似ていますが、Twitterでデザイナーの方が「仕事しました!」みたいなツイートとともに制作物をアップしていることがあります。
それを見ると「ク、クオリティスンゲェ…!」となって、ずっと見てると僕は、
OTL
こうなります。
事業がうまくいかない
僕はデザイナーであると同時に、会社のCRMの発起人でもあります。名目上は責任者じゃないけど、コミットしてしまっているので事実上の責任者みたいな感じ。
なので、数字が芳しくないと普通に落ち込むし、焦ります。というか、
OTL
こうなります。
また、フリーランスとして自分の小遣い・昼食費・jeepラングラーを買うための頭金・子供とのお出かけ代・その他雑費を稼がなければならないので、売り上げが少ないと、やっぱり、
OTL
こうなります(もういいか)。
会社の人間関係がうまくいかない
会社での人間関係は、人類共通の悩みだと思います。
上司と、部下と、同僚ととソリが合わない。ノリが合わない。なんか気にくわない。嫌われている。嫌いだ。話さない。仕事ができない。しない。やる気がない。
もう、どうしようもないことなんですけどね。自分が変わるか、環境を変えるかしかない。
それでも落ち込みますよね。僕の場合は相手に期待することをやめたら、気が楽になりました。
原因はホルモンバランスの乱れ
普段はちょっと凹むくらいなのに、なんだか今日はズーンと落ち込む。その原因は、ホルモンバランスの乱れです。
ホルモンバランスが乱れるのには、さまざまな原因があります。気温や気圧の変化、ストレス、不眠、栄養不足、不摂生、アルコール、コーヒーなどなど….。調べてみたら月の引力とかも関係あるようです。
つまり、ザ・ホルモンがマキシマムで乱れ、麺かたこってり状態になってるということです。メガラバです。
すると自律神経が乱れ、体の不調につながるのです。
解決方法は有酸素運動・筋トレ・寝る
そんな、落ち込む気持ちの解消方法として僕がオススメしたいのが、この3つ。
「有酸素運動・筋トレ・寝る」です。
有酸素運動をする
走ることはストレス発散になります。
考えてみてください。
やり場のない怒りを感じたら、走り出したくなりますよね?あのようにして、人はストレスを発散しているのです。つまり「昇華」です。
尾崎豊だって、行き先もわからないまま走り出していましたよね?そういうことです。まぁあれはバイクでしたが。
科学的にも、有酸素運動は副交感神経を刺激することがわかっています。副交感神経はリラックス神経と呼ばれ、深呼吸などにより優位になります。
適度に筋トレをする
筋トレも自律神経を整える作用が期待できます。
筋トレというと、ジムに行ったり重いダンベル持ったり…みたいなイメージがあると思いますが、家でできる簡単なものでも大丈夫。
腕立てやスクワット、腹筋なら道具も使わずできるので簡単です。
重みが足りないぜ….!というパワータイプの方は、子供を背中に乗せながら腕立てしたりするといいでしょう。子供の体重が重くなればなるほど、筋力もつく。まるで、タケノコを飛び越える練習をしていたら、いつのまにか3メートル以上に背が伸びた竹を飛び越えられるようになった忍者のように。
いつの日か、大人1人背中に乗せて腕立てができるようになるかもしれません。
ただ、女性の場合はそこまでやる必要はないでしょう。「ムキムキになりたくないので….」という方もたまにいますが、大丈夫!相当追い込んだトレーニングをしない限り、女性がムキムキになることはありません。(ムキムキの筋肉は男性ホルモンが関係しています)
我が家では「ながらトレ」ができるように、こちらを使っています。
テレビ見ながら・歯磨きしながらでも、かかとを伸ばしたりふくらはぎを鍛えることができるので重宝しています。
適度な筋トレは血流を促し、ストレス解消効果、自律神経の正常化に期待できます。あと肩コリがなくなります。職業柄ひどい肩コリ持ちだったんですが、筋トレ始めたらほとんど悩まされなくなりました。
睡眠をしっかりとる
睡眠がとにかく一番大事です。
実際に昨日(2019/02/04)、毎月一回恒例の鬱々とした日でして「明日会社休んじゃおうかな….」とか考えていたんですが、22時〜7時とかなり長めの睡眠をとったら完全に復活しました。
「でも落ち込んだり鬱々した気分の時って眠れなくて….」
わかります。そうなんですよね。それは体内物質のセロトニンとメラトニンが関係しています。
セロトニンは朝になると徐々に放出され、それに伴って私たちは目を覚まし活動的になります。逆に、夜になるとメラトニンが徐々に増え、入眠を促します。このセロトニンとメラトニンのバランスが崩れることで、うまく眠れなくなったり寝たのにリラックスできない…となるのです。
これを解消してくれるのが運動や筋トレ。激しい運動は体の疲れを増やしてしまいますが、軽めの運動は老廃物を流したりや血流を良くしてくれます。
するとセロトニンとメラトニンのバランスが正常化し自律神経が整うことで、しっかり寝れるようになるのです。
つまり①~③のどれかをやる、というよりは3つで1セットのイメージ。寝るために運動をし、運動をするために寝る。
卵とにわとりはどちらが先か、みたいな感じですね。
今すぐできる、自律神経を整える方法①口角を上げる
とはいえ、そんなに簡単にできないですよね。寝れない状況の時だってあるし、運動・筋トレする時間だってないかもしれない。
そんなあなたにオススメの、超カンタンな自律神経の調整法がこちら。
口角を上げる。
笑顔に反応して、前述のセロトニンの分泌量が増えることがわかっています。
「辛い時こそ笑え!デレシシシ!」って巨人族の海軍中将も言ってましたよね。あれは、笑顔を作ることで生きる力を沸き起こさせる、魔法の言葉だと思います。
というか、非常に理にかなっています。
そんなわけで、辛い時こそ笑いましょう。デレシッ!
今すぐできる、自律神経を整える方法②マッサージ&ストレッチ
自律神経を整えるには、リラックスすることも大事。古来から伝わるリラックス方法がマッサージとストレッチです。
僕がいつも参考にしているのが、崎田ミナさんの「ずぼらヨガ」です。わかりやすいイラストで解説してくれているので手軽にできます。
お酒でごまかさず、自分の状態をしっかり把握する
ここからは心持ちの話です。
落ち込んだりするとベロベロに酔っ払って気を紛らわす人もいますが、これは僕はしません。なぜなら酒で前後不覚になる、というのは自分の気持ちに向き合っていないということ。自分の気持ちに見て見ぬ振りをしている状態です。
これでは、また同じようなことがあった時に同じ状態を繰り返してしまいます。何も解決しません。
自分は今、どんな心の状態なのか。どんな状態が理想で、それを叶えるためにどうしたらいいのか。考えて考えて考え抜くことが、人としての成長を促すのです。
「今、自分は落ち込んでいて、辛いんだ」ということを、しっかり認識しましょう。
悩み自体をその場で解決しようとしない
ですが、1人で考え抜いても答えは出ません。悩みというのは、だいたい他者が関わってくるものなので。
昔友達のバンドの歌詞に「自問自答に答えはない!」というのがありましたが、まさにその通りだと思います。余談ですが、その彼は現在、若くして日産の課長となり海外赴任中です。洞察が深い。
話を戻すと、1人でウジウジと「あーでもない、こーでもない」と考えるのは意味がないということです。
解決したい問題があるなら、タスクとして前向きに処理していかないといけません。タスクに落とし込むということは、行動を起こすということ。
例えば「PVが低い」と落ち込むなら、まず記事を書く。「事業がうまくいかない」と落ち込むなら、やったことのない施策を試してみる。「職場の人間関係がうまくいかない」と落ち込む前に、まず天気の話でいいから話しかけてみる。
考えるのは行動をしながら、を意識してみましょう。
あまりにひどい時はうつ、またはPMSかも
とはいえ、あまりに長期間、または短いサイクルで頻繁に落ち込むようであれば、もしかしたら「うつ」や不安障害の可能性もあります。
もしかしたら、と思うのであればサワタリタツヤさんの「うつ病かも?と思ったら、うつ病療養中の僕が贈りたいアドバイス」を参考にしてみてはいかがでしょうか。
女性の場合はPMDD(月経前不快気分障害)の可能性もあるので、月経前症候群(PMS)/月経前不快気分障害(PMDD)チェックをお勧めします。
リンカイ、またはコンカイのまとめ
今回は、僕が普段やっている『不安な心の解消方法』をご紹介しました。
あまり長く続くようであれば専門の医療機関にかかるのが良いと思いますが、僕のように月に数回ほどであれば役に立つ方法だと思います。やっぱり早寝早起き・運動・食事が大事。体が健康だと心も健康になるので。
今日も元気にお過ごしください。ヤマダカイトでした。それではまた!
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