ニア東京の旅【TURNS×tokotoko 小山・那須塩原1泊2日ツアー】に家族で参加したお話の2日目です。
前回の記事、体験レポート【TURNS×tokotoko 小山・那須塩原 移住ツアー】DAY1はこちら。
旅館の朝
2日も風呂からスタート。
朝風呂最高じゃあ〜。
朝ごはんは7時集合。
みんな浴衣姿でポツポツと現れます。
今度は逆にヤマダ家のみ普通の服でした。
食堂のおばちゃんが優しくって、なんだか朝からホンワカした気持ちに。
メニューは定番の和食です。
お米が美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。
旅館の前のたぬきに別れを告げ、バスに乗り込みます。
千本松牧場へ
2日目はまず千本松牧場からスタート。
ここ、牧場とは名ばかり(いい意味で)のアミューズメントパークです。
もちろん動物もたくさんいるんですが、それ以上にアトラクションが多い….!
子どもはもちろん、大きなお友だちも楽しめます。
千本松牧場とは
東京ドーム178個分のこの広大な敷地は、第4代・第6代内閣総理大臣を務めた松方正義が譲り受け、欧米式の農場としてスタートした牧場。
約500頭の乳牛はもちろん、サイクリング、温泉、足湯、熱気球も。
本州で一番古い歴史を持つジンギスカンやバーベーキューなども楽しめる。
入場も駐車場も無料なんですが、アトラクション1つにつき料金がかかります。
そして料金設定は強気の1000円前後。ジョイポリスより高いぜ….!
全アトラクション制覇しようとすると、結構な額になるのでご注意を。
まずヤマダ家は水上ハムスターを体験しました。
直径2mの透明なボールに入るアトラクション。
立って走ろうとしてもなかなか進まない・・・!
なるほどハムスターはこんな気持ちなのね。一生懸命動いてると息が切れて、酸欠状態になりました。
我が家の息子さんはというと、密閉空間に1人という状況が怖くなったのか半泣きで立ち尽くしておりました。
かわいそうなので終了。
外から見てる分は楽しそうだけど、やってみるとキツいということがよくわかりました。
貴重な体験だね!
その後はヤギやうさぎ、牛にえさをやり時間切れ。
他の方は二人乗り自転車に乗ったり、アイスクリーム食べたりしていました。
一日中楽しめそうな場所でした。
名称 | 千本松牧場 |
場所 | 栃木県那須塩原市千本松799(Googleマップが開きます) |
営業時間 | 9:00~18:00(年中無休) |
概要 | 那須千本松牧場は東京から100分ほどの絶好のアクセスと、東京ドーム178個分の広大な広さを併せ持った栃木県那須塩原市にある、入場料・駐車場無料の100年以上の歴史のある牧場施設です。 牧場内で、土づくり、牧草づくりからこだわって育てている乳牛は約500頭、1日約8トンの生乳を生産しています。 牧場敷地内にある工場に直送し低温長時間殺菌し、みなさまにお届けしています。 |
URL | http://www.senbonmatsu.com/ |
SHOZOストリート
お次の目的地はSHOZOストリート。
ここがカフェ好きにとっては聖地だということを、無知な僕はまったく知りませんでした。。。
chus(チャウス)へ
chusは那須塩原の大人気物販店&カフェ。
木造りの扉を抜けると、手前には雑貨や那須塩原内外でとれた野菜が並びます。
さらに、花のオーナメントで飾られたオブジェをくぐると、奥にはカフェが。
中央には大きなフラワーアレンジメントが据えられ、奥には中2階もあります。
細部までこだわり抜かれた空間に、一同の口からため息が漏れます。
Rickie-Gがライブしてたりするみたいです。すげえ。
2階にはゲストハウスもあり、宿泊が可能。
大人の諸事情で写真は出せないんですが、めっちゃくちゃお洒落な部屋です。
個室とカプセルタイプがあり、どちらも木のぬくもりに溢れた包まれるような空間。
そして3階は宿泊客が利用できるラウンジスペース。
暖かい日差しが差し込む、高さ3メートルはある大きな窓から、那須の街並みが広がります。
名称 | chus(チャウス) |
場所 | 栃木県那須塩原市高砂町6-3(Googleマップが開きます) |
営業時間 | 10:00-23:00(第2木曜日定休) |
概要 | 「食」という文化を通して新しい交流の場が出来ないかという思いから始まった”那須地域のうんまいもの”が一堂に会するマルシェイベント『那・須・朝・市』。2011年の発足から3年が経ち、たくさんの方々に愛され、賑わうようになりました。 そしてもっとこの朝市の輪を広げ、もっとたくさんの方々に那須の「食」をたのしんでもらいたい、そんな思いから生まれた那須朝市の実店舗。それが『Chus (チャウス)』です。 |
URL | http://chus-nasu.com/ |
chusスタッフの説明
ここでまず、スタッフの方のお話を。
chusのオーナーも元は東京出身。shouzouカフェが好きでこちらに引っ越してきたそう。
初めは「那・須・朝・市」というマルシェイベントを年に数回開催していました。
人気が出てきて「常設でやってくれないか」という要望も多く、お店を出すようになったそうな。
そのうち遠方から来た人をもてなすためにゲストハウスを作ったり、ものづくりの人を招いてワークショップを開催したりするうちに今の形になったとのこと。
ちなみにこのスタッフさんも移住者なんですが、隣にある「1988 CAFE SHOZO」が好きすぎて移住したそう。
オーナーに「そんなに好きならなんでウチで働いてるの?SHOZO CAFEで働けば?」とからかわれるのですが、あまりに好きすぎて客としてしか行きたくないのだそう。
それくらい求心力のあるカフェ、それが1988 CAFE SHOZO。
その説明は後ほど。
chusのカフェでお昼ご飯
その後周辺を散策しました。
お腹が空いたのでchusに戻り、カフェでお昼ご飯。長テーブルに色とりどりの料理が次々に運ばれてきます。
ひじきの煮物、切り干し大根と人参、ほうれん草のおひたし、野菜もりもりの味噌汁、お米、、、、きわめつけは皿いっぱいに盛られた鳥の唐揚げ。
大変美味しゅうございました。
ここでもヤマダ家の息子さんの号令で、いただきます&ごちそうさまでした。
黒磯駅前活性化委員会会長の話
お昼を食べたあとは少し歩き、黒磯駅前商店街の無料休憩所「カワッタ家」へ。
黒磯駅前活性化委員会の会長から、これまでやってきた町おこしの話を聞きます。
この人がとにかく熱量がすごい人。
予算がない中、自分たちで無料休憩所の改装をしたり、キャンドルナイトやMOTTAINAI市を企画し、黒磯商店街を盛り上げています。
妻は感動して、こういう人がいる地域に住みたいね!!!と何度も言っていました。
この日もちょうどパン&スイーツフェスの真っ最中。
残念ながらパンは午前中で売り切れてしまったようですが。。。
アルパカとかヒーローとかDJとか色々な要素があって面白かったです(笑)
SHOZO CAFE周辺を散策
その後、chusに戻りながら周辺を散策します。
このあたりはお洒落な雑貨屋や家具屋がたくさん。
それを牽引してきたのが、先述のSHOZO CAFE菊池省三さん。
昨今のカフェブームに先んじて自宅アパートの2階にカフェをオープンし、今では遠方からのファンも訪れるほどに。
先述のchusスタッフのように、SHOZO CAFEをきっかけに移住してくる人たちが増えてきたそうです。
ゼロから始め、自分たちでつくればいい。
5年経てば5年の歴史、10年経てば10年の歴史が残る。
いいカフェをつくり、黒磯を「旅先に選ばれる街」にする。
菊地氏の挑戦は、そうして始まった。
引用:事業構想HPより
月刊事業構想のインタビューで菊池省三さんの想いが綴られていましたので、こちらもあわせてどうぞ。
ちなみに1階は物販スペース。
今回は時間がなかったため、1階のテイクアウトでアイスカフェラテをいただきました。
スッキリとした苦味で美味しかったです!
カフェの内装もオシャレなので行きたかった〜
また来たい!
名称 | 1988 CAFE SHOZO |
場所 | 栃木県那須塩原市高砂町6-6(Googleマップが開きます) |
営業時間 | 10:00-23:00(第2木曜日定休) |
概要 | カフェ好きも唸ると評判のカフェ。1988年にオープンし、未だ多くの人を魅了し続けている。 |
URL | http://www.shozo.co.jp/ |
帰宅
その後chusのオーナー(俳優みたいなイケメンさん!)がお店を出すまでの話をしてくれました。
そして今回のツアーのアンケートを記入し終了。
仲良くなった人と、インスタIDを交換したりしながら帰宅しました。
#TURNS #tocotoco 企画の小山・那須塩原の移住体験ツアーから帰宅中。学びの多い旅でした。後日、まとめて記事にしたいと思います。 pic.twitter.com/CZMrMI5eNC
— ヤマダ カイト@デザイン/ブログ/副業 (@slash_kaito) 2018年3月18日
今回のまとめ
前回の記事、体験レポート【TURNS×tokotoko 小山・那須塩原 移住ツアー】DAY1の冒頭でも書きましたが、自分の居場所を頭ごなしに決めつける必要はないな、と感じさせてくれる旅でした。
それは、栃木の人の温かさや環境の良さがそう思わせてくれたのでしょう。
いや、温かさとは対極の位置にいる人もいましたが(笑)
冗談はさておき、小山に関しては新幹線で40分と考えると都内までの通勤は全然アリです。
問題となるのが交通費。
小山市では移住者に対し助成があり、定期代1万円を最大36ヶ月間支給してくれるらしいです。
新幹線乗って通勤めっちゃいい・・・!
その他にも住宅取得支援補助金とし、住宅を購入する際に最大110万円も支援してくれるのだとか。
ともに詳細は「ニア東京な暮らし」HPで。
小山市は行政が頑張っていて、移住支援制度が充実しているという印象。
対して2日目の那須塩原市は、黒磯商店街にしてもSHOZO CAFEにしても、地域の人が町おこしを頑張って盛り上げているという印象でした。
どちらがいい悪いというわけじゃないですが、極端に異なる街を見比べることができて本当に良いツアーでした。
まだまだヤマダ家の移住先探しは始まったばかり。
今回の小山市・那須塩原市も含めて様々な場所で、様々な人に会って考えていきたいと思いました。
並行して「地方への移住を検討しているデザイナーが、今していること、これからすべきこと」に書かれているような情報収集や仕事のやり方を今後もしていく予定です。
次はどこに行こうかな!
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