どうも!ヤマダカイト(@slash_kaito)です。
我が家の妻は実家に帰るたびに「は〜あ、やっぱ東京嫌だわ〜」と言います。確かに人混みはひどいし、家賃は高いし、空気も汚いけど、東京生まれ東京育ちの僕にはグサッときます。。
とはいえ、ショックを受けてばかりでもいられません。本当に移住するのであれば、どういう選択肢があるか。今後どうしていくべきか。
自分の考えを整理しがてら、備忘録として記事にしておきます。
必ずしもこれが地方移住の正解ではありませんし、実体験でもありません。あくまで、僕がこれからしようとしていること、今やってていることです。
同じように移住を考えているご家族の参考になれば。それではいきましょう!
地方へ移住するなら、仕事を複数持つべき
地方へ移住する時に一番考えなければいけないのが、仕事のこと。
Uターンでしかも親が事業をやってて引き継ぐとかであればその必要はありませんが、Iターンや一般サラリーマン家庭の場合、ここをどうにかしないといきなり無職です。辛い・・・。
考えられる選択肢は3つ。
①地方の企業で転職
②地方で個人事業主として独立
③今いる会社で地方支社を作る
①はまず厳しそうですねー。
妻の実家近くでデザイナーの求人は、ほぼないです。理由はいろいろあると思いますが、一番はデザインの必要性がないor知らないクライアントが多いからなのではと思います。
デザイナーという職は「請け負う仕事」なので、需要があって初めて供給することができるということですね。
あってもDTPオペレーターで月給15万とかですからね(笑)
普通に生きていけないという。
②もいきなり移住して、その地域で「仕事ください!」なんて言ってもまず無理です。
個人事業主としてやるなら、今のうちに太めのクライアントを5社くらい抱えておかないといけません。
そして、そのまま移住しても問題なく仕事を請け負えるくらいの関係値を築いた上で、移住先でもクライアントを探し始めるくらいがベストかなと。
そのためには、個人の力を高めておく必要があります。
今現在、会社内で手腕を発揮している人でも、それは会社の影響力や規模、社会的地位などによってもたらされているものかもしれません。
会社やクライアントの影響力だけを使って仕事をするのに違和感を感じる。 こういうのを認知心理学で「ハロー効果」と言うらしいけど、それだけを使って社内で偉ぶってたらダメだ。 定期的に外で仕事して、自分一人の力がどれほどのもんか知らないと。 という自分への戒め。
— ヤマダ カイト@デザイン/ブログ/副業 (@slash_kaito) 2018年1月15日
会社と関係のない、一個人としての力を高めておこうと思います。
③は会社で別事業を立てて、ついでに地方支社を作ってしまうという荒業。
しかし地方に行くなら、それなりの理由が必要になってきますね…。そこでしかできない何かがないと、事業所を立てても意味がないので。
ちなみに、地方では高齢化による労働力の不足問題があります。第1次産業(農業・漁業・林業など)の作業を手伝うことにより、収入を得ているIターンの移住者もいるようです。
一番現実的なのは、入念な準備の上で独立して、農業などが忙しい時期は手伝って収入を得るという、複業スタイル。
あとは自分でwebサービス作るとかかなー。それについてもアイデアはあるので、いずれ進めたいなと思います。
住む場所は何度も訪れてリサーチ
これに関しては、徹底的にリサーチが必要になってきます。
我が家の妻は長崎出身なので、理想は長崎が良さそうです。しかし、長崎でも市内なのか市外なのか、山側なのか海側なのか、などでかなり住環境は変わります。
しかし、実際に住んでみないと細かいところまではわかりません。実は交通アクセスが悪かった、治安のいい地域ではなかった、など目に見えない問題があったりします。
何度も自分の足で訪れて、不動産屋にも出入りして自分で調べるしかありません。
「だけどそんな時間もないし、旅費だってかかるし・・・」となりますよね。そんなあなたにオススメの方法がこちら。
移住フェアへの参加で情報収集を
都内では様々な団体が移住フェアを開催しています。以前参加したことがありますが、全国各地さまざまな地域の自治体が参加していました。
TURNS移住フェア
そこでは「どのような産業が活発か」「これまでの移住者はどのような人で、どのような仕事をして生計を立てているか」「どのような移住者支援をしているか」などを聞くことができます。
Iターンはもちろん、Uターン就職する人にとっても有益な情報を手に入れることができるのでオススメです。
前回はなんとなく話を聞くだけで終わってしまったので、僕も改めて参加しようと思います。
自治体によっては移住体験ツアーなどもやっているので、行ったことがない地域でも実際に行くことができます。しかも移住者の人から話を聞けたりするので、具体的にイメージできそう。
僕は昨年、隠岐の海士町の移住体験ツアーに申し込み見事当選したのですが、台風の影響により中止に…。また機会があれば行きたいななと思います。
本日のまとめ
地方への移住を考えたときにすべきこと、というお話でした。
現時点ではまだ僕自身あまり情報がなく、具体的な解決策のようなものはありません。前述の移住フェアや、移住専門誌「TURNS」などでちょいちょい情報収集していきたいと思います。
もっとたくさん調べるなかで、自分なりの答えが見つかるといいなあ。
ではまた。
コメント