さて今回は、「これからデザイナーを目指すよ!」という方なら、すぐにでも登録すべき学習サービスをご紹介します。
もちろん「既にデザイナーとして働いているよ!」というあなたにも、役立つサービスばかり。僕もデザイナーとしてのキャリアはまだまだなので、勉強せねばなりません!まさに生涯学習です。
それでは見ていきましょう!
ブックマーク必須!デザイン学習サービス一覧
動画で学ぶ
「自分で本読んだりするとなまけちゃうから、やっぱり人に教えてもらいたいけど、平日は残業で何時になるかわからないからスクールとかはちょっと・・・」というあなたにオススメなのが、動画でデザインを学べるサービス。
Udemy(ユーデミー)
Udemyはサンフランシスコで生まれた世界最大級のオンライン学習サービス。日本ではベネッセが業務提携しています。
いつでもどこでも場所を選ばず、様々なジャンルのスキルを動画で学ぶことができます。
コレ本当に何がすごいって、そのプログラムの濃さ。
例えば、デザインスキルで言うと「未経験からプロのWebデザイナーになる! 400レッスン以上の完全マスターコース」というプログラム。41.5時間分の動画がなんと24,000円。
たまにセールをやってたりするんですが、94%オフの1,400円になってたりします。安すぎ。
他にも「Illustrator 基礎からプロレベルまで 完全ですべてを学べる講座」「デザイナーの頭の中、大公開〜 企画を「1枚の紙」で、伝えきる。」といったプログラムも。
ただ、やはりカリフォルニア発祥のサービス。海外の講師のほうが圧倒的に多いです。
プレビューでどんな感じかを見れるので、講師の人が良さそうであれば選択肢の1つとしていいのではと思います。
あとオススメのポイントが2つ。
なんと一度購入してしまえば視聴制限なく、ずっと見れます。何度も何度も見返すことができるというのは、本気で勉強するのにピッタリですね。
もうひとつが、30日間返金保証つきということ。動画が気に入らなければ、30日以内であれば返金することができます。
現在「学びの10日間」キャンペーン中で、一部の講座が1,400円に値下げされています。キャンペーンの講座は日替わりだそう。
。ぜひこの機会にチェックしてみてください。
Schoo(スクー)
Schooは日本版Udemyといった感じ。
Udemyと違うのは、こちらは生放送で授業が行われるというところ。しかも無料です。
逆に言えば、生放送以外の講義はプレミアムプランに入らないと見れません。月980円のプレミアムプランなら全ての授業が見れて、動画のダウンロードができて、プレミアム限定生放送が見れて、ターミナル(授業後の確認テスト、作品提出などの機能)に参加できます。
そして月1,980円のプレミアムプラスプランであればスライド資料のダウンロードやノート機能、つづきから再生する機能などがついてきます。
授業は「【2018年版 Illustrator入門」といった基礎的なものから「親切解説プロトタイピングで学ぶアプリUIデザイン」のような最近のプラットフォームにおけるデザイン方法や、「あの秀逸なサイトをデザインした人は、どのような学習によってデザイン力を上げ、今のキャリアを形成したのか?」といったデザイン学習法や考え方の講座もあります。
僕は生放送カレンダーをチェックしてみて、気になる講座があったらその時間はPCの前にいるようにする、みたいな感じで使っています。
19時スタートとか22時スタートのものもあるので、よっぽど毎日遅くまで残業で・・という方以外は見れるのでは、と思います。
法人向けに社員教育用のe-ラーニングシステムとしてのサービスもおこなっているようです。
ドットインストール
こちらは完全にプログラミング用ですが。HTML・CSS・JavaScript・PHP・UNIX・Rubyなど様々なプログラミング言語を学ぶことができます。
しかも基本無料です。
こちらもプレミアムサービスに申し込めば、プレミアム動画の閲覧やソースコードの閲覧、文字起こしサービスなどができますが、基本的に無料でも全く問題のないほどクオリティです。
HTML+CSSの基本とか、めっさわかりやすいんでこれから勉強始める!みたいな人にオススメです。
iOSアプリの作り方なんかもあるんですね・・・。今度勉強してみたいなぁ。
対面で学ぶ
「やっぱり人に直接教えてもらわないとダメだ・・・!」という人はこちら。
普通にスクールなどでマンツーマンだと、とても高額です。しかしこういったサービスを使えば、格安で学べるのが魅力。
タイムチケット
これ本当面白い。
「自分の時間をチケットのように売り買いできる」というサービスで、自分の時間を売ったり、気になる人の時間を買ったりすることができます。
つまり、その道のプロと簡単に出会えるということ。
チケットはどんな名目で売り出してもOK。例えば僕なら「デザイナーの転職相談にのります」とか「Illustratorの使い方を基礎から教えます」とかですかね。
デザインを勉強したい人からしてみたら「デザインのコツ教えます」みたいなチケットを売り出している人のタイムチケットを買えば、マンツーマンで教えてもらうことができます。
高単価の人だと、1時間4万円で売り出しているコンサルタントの人とかもいますね。自分の時間の価値を数値化してみて、需要があるかどうかがわかる、というのも面白いです。
逆に自分の得意なことで、チケットを売り出してみても面白いですね。僕もなにか試しに売り出してみようかと思います。
ストアカ
こちらはタイムチケットとは異なり「講師1名 対 生徒複数人」という授業形式。
「いきなり人とマンツーマンで会うとか怖いし!」という人であればストアカがオススメです。対複数のため、タイムチケットより時間あたりの値段がお手頃です。
「雑誌ELLE JAPONのアートディレクター・雑誌ヴォーグ デザイナーが教えるデザイン講座」が2時間4,320円とかです。安い。
タイムチケットと違って場所は限定されてしまいますが(タイムチケットはマンツーマンなので、人によっては融通がきく)、デザイン関連のクラスも豊富にあるので必ず自分にあった講座が見つかるはずです。
UIトレースを続けた素人が、1年でインターンデザイナーに
さて先日、Twitterですごい記事を見ました。
「UIトレース」という取り組みで話題となった大学生インターン、春田雅貴さん(23)。評価されているのは、そのクオリティの高さもさることながら「勝手にやってみる」「自ら学びとる」という新人としての姿勢。彼の思いに迫りました。 #最新記事https://t.co/DEteKugMuy
— CAREER HACK/キャリアハック (@CAREER_HACK) 2018年1月16日
デザインに関してはド素人だった大学生が、約半年間どっぷりUXの習作を作り続け、分析・発信して現在はクラウド会計ソフトfreee社のインターンデザイナーとして働いているんだとか。
デザイン学校に通わなくても、新卒でも、中途でも、未経験でも、実力があれば評価される。
そして、努力は必ず実力になる。
中途未経験でデザイナーを目指す方にとっても、勇気づけられる内容なのではないかと思います。
本日のまとめ
さてデザイナー向けのオススメ学習サービスの紹介でしたが、どうでしょう。ムクムクとやる気が湧いてきましたかね?
改めて色々見ると、僕自身まだまだノータッチのスキルがたくさんあるなぁと感じました。
javascriptとか普通に使うけど、まだまともに勉強したことない・・・。僕も初心に帰って、学び直さないとと思った次第であります。
これからデザイナーを目指す人たちは頑張ってください。勉強中も、就職してからもたくさん辛いことがあると思いますが、それでもやっぱりデザイナーって面白い仕事ですよ!
いいもの作れると「いよぉぉぉぉっっっしゃああああ!」みたいな感じになりますし(笑)
(そしてその半年後には自分の作ったものがちょっと恥ずかしくなって、色々直したくなりますが…)それも成長の証、ということで。
ある程度の基本原則みたいなのは、以前こちらの記事にまとめましたので併せてご覧ください。整列とか字詰め、ジャンプ率などについて解説しています。
それではまた。
コメント