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失敗しない!パッケージ機能を使ったIllustratorの入稿データの作り方

入稿作業デザインTIPS
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どうも!ヤマダカイト(@slash_kaito)です。

Illustratorデータを誰かに渡した後、「リンクファイル切れてるんで◯☓.psdのデータもらっていいですか〜」って言われたりすることはありませんか。

人にデータ渡すだけならいいですが、それが入稿だとしたらマズイですよね。

スケジュールが1日ずれてしまうことで、関係各所に多大な迷惑が・・・!

そうならないために役立つのが、Illustratorの「パッケージ機能」です。

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Illustratorパッケージ機能とは

Illustratorのパッケージは、CCから搭載された機能。

古くはイラレの鬼、CS4以降ではCollectForOutput.scptなどでリンク画像の収集をしていましたが、その機能がついに標準メニューに搭載されました。

リンク画像の収集や複製だけではなく、使用フォントの書き出しまでしてくれるスグレモノ。

Typekitのフォントは収集されませんが、オンライン環境であればインストールされていない場合自動で同期してくれるようです。

これがまあ本当に便利。ボタン一発で入稿ファイルができてしまいます。それがこちら。

Illustratorパッケージ機能の使い方

1 ファイル>パッケージを選択

パッケージメニュー

 

2 フォルダの場所とフォルダ名を記入。オプションで、リンクのコピー作成やフォントのリンクなどが選べます。

手元に手頃なページものがなかったので、妻の誕生日フォトカードのデータです・・・照

パッケージ

 

3 この通り!入稿ファイルではないのでjpgになっていますが、この数量でも何十秒とかからずにパッケージングされます!

パッケージ後

 

あとはアウトラインかけてzipに圧縮して送るだけです!

最終チェックはAdobe Bridgeで

意外に多いミスが、psdファイルがRGBのままになっていること。それを防ぐために僕はファイルをAdobe Bridgeでチェックしています。

bridge

右下のメタデータの部分。ここにdpiやカラーモードなどが表示されるので、ザザッとチェックできます。

ページものなどでリンクファイルが多い時は重宝します。

ペラや折パンフならグラフィックのダイレクト入稿が便利

予算や納期の関係などによって、どうしても通常の印刷会社で印刷できないこともありますよね。

そういった場合にオススメなのが、ネット印刷のグラフィックです。ネット印刷の中では、価格・クオリティともに最高だと思います。特にイラレ上で入稿処理〜データチェックまで行ってくれるダイレクト入稿はとても便利。

くわしくはこちらから。

パッケージにせずとも、Illustrator上に表示されているファイルをそのまま印刷まで進めてくれます。

Illustratorで自動データチェック! 印刷の通販グラフィックの「ダイレクト入稿」

色転びやモアレなどもほぼなく、自社の印刷物もほとんどグラフィックで印刷しています。増刷分を以前の印刷物と色合わせしてくれる、「色ピタ」というサービスが終了してしまったのが残念でなりません。。。。

まあそれでもグラフィックが便利なことに変わりはないのですが。

最近では、箱の展開図テンプレートをも自動で作ってくれるサービスもあるようです。化粧箱作る時とかに便利。

本日のまとめ

イラレも進化してどんどん便利になってきています。つい先日もIllustratorCC2018が公開されたばかりです。(テキストのバグがあるようですが)

新しい機能を使えるようにして、もっと素早くハイクオリティな作品を作っていきましょう。

それではまた。

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